医療安全管理室
医療安全に関する基本的な考え方(抜粋)
- 良質な医療には患者と医療者の共同作業が必要である。
- 医療安全は医療の質の重要な一部分である。
- 医療安全に必要な予防的環境整備を最重要事項とする。
- 有害事象のモニタリングを確実に行う。
- 有害事象への対応を誠実に科学的に行う。
患者さんにご協力いただきたいこと
患者さんに安全に診察を受けたり入院生活を送っていただいたりするために、病院では以下のことについてご協力をお願いしています。
お名前の確認
当院では患者間違いを防止するために、お名前の確認をさせていただきます。その方法は以下の3通りです。
- 患者さんからお名前を名乗っていただきます。(生年月日を伺うことがあります)
- 外来での案内票や診察券を提示していただくことがあります。
- 入院中や外来での検査・治療によってはネームバンドを手首に装着させていただきます。
療養環境
生活環境が変わると戸惑うことがたくさんあります。気が揉めたり、焦ったり、また疾患によっても転んだり、ベッドから落ちたりすることがあります。
- 転倒・転落
- 転倒・転落防止パンフレットをお配りしています。必ず目を通してから入院をお願いします。
- パンフレットがお手元にない場合は、看護師にお声かけください。
- 行動制限
- 手術後安静を保てなかったり、合併症を引き起こす危険が予測される場合、一時的に身体を拘束し行動の制限をさせていただくことがあります。その際以下のことを行います。
- 説明を行い同意書に患者さんまたはご家族の署名をいただきます
- 身体拘束中は、危険がないか観察をします
- 経過についてご家族に説明し、協力を得ることがあります
- 手術後安静を保てなかったり、合併症を引き起こす危険が予測される場合、一時的に身体を拘束し行動の制限をさせていただくことがあります。その際以下のことを行います。
内服薬の持参
- 自宅で内服されていた薬は、入院中も使用することがあります。内服中の薬は屯用薬も含め全てご持参ください。
- 入院中は、かかりつけの医であっても薬を処方してもらうことはできません。薬がなくなりそうな時は入院前日までにかかりつけ医で処方を受けましょう。
- 入院中に薬がなくなった場合は、当院から処方をします。その場合、薬の名前が変わることがありますが、医師・看護師または薬剤師から説明があります。
療養に関する相談
- 「治療の説明が理解できない」「もっと詳しく話を聞きたい」など現在行われている医療に疑問がある時、医師・看護師長・スタッフにお声かけください。必要があれば専門部門に相談することもできます。
活動紹介
医療安全管理室では、医療事故防止や医療事故再発防止を図り、安全な医療の提供のため活動を推進しています。